派遣事務員の迷走

派遣事務員コロ子。会社の犬。顔出しNG。常に迷走している。

ノンプロ研大BT大会が凄すぎる

こんにちは。
派犬事務員のコロ子です。

ノンプロ研メンバーで順番にブログを投稿するアドベントカレンダーに参加!
この記事は「ノンプロ研 Advent Calendar 2019」の21日目!

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つまみ食い中

先日、コロ子が所属するノンプロ研(ノンプログラマーの為のスキルアップ研究会)の忘年会に行ってきた。忘年会というと、普通は居酒屋とかにみんなで集まってワイワイするのを思い浮かべるかもしれないけど、ノンプロ研のはちょっと違う。
ノンプロ研の忘年会は全員発表必須のLT(Lightning Talks)を、飲みながらするBT(Beer Talks)大会なのだ。
ということは、参加するにはBTをすることが必須になる。
最近ノンプロ研は100人くらいに人数が増えた。
去年のBT大会はほとんど知っている人だったけど、今年は「初めまして」の人もいっぱいいるはずだ。
これは悩む。

参加したい
  ↓
BTしたくない
  ↓
でも、参加したい
  ↓
BT緊張するからヤダ
  ↓
でも、やっぱり参加したい


と一通り葛藤した結果、参加する事にした。
コロ子のダメなところは、結局参加するのにうだうだ悩み、決意するまでに時間がかかるところだ。時間効率の面から言って最悪に近い。

ノンプロ研の素晴らしいところ①

最近は職場の忘年会には参加していない。忘年会だけでなく、飲み会の類には参加していない。
なぜかというと待たされるから。
ちょっと待たされるくらい大したことないじゃん、コロ子はせっかちだな~、と思うかもしれないけど、本当に毎回待たされる。
開始の時間に行っても派遣の人だけで、社員は一人も来ていない。さんざん待たされた挙句、若手の幹事の社員が来たところで始まるが、ほとんどの社員が来ていないので、大皿料理でも、焼き肉でも、鍋でも、まだ来ていない人の分を取り分けておかなければいけない。
最初は「忙しくて大変だな」とか「仕事終わらなくて気の毒だな」とか思っていたけど、これが必ず毎回となると、いちいち面倒くさいし、仕事の計画性を疑がわざるを得ない。(偉い人との飲み会には遅刻しないで参加しているからやればできる。ナメられてるだけかも)
もちろん、予想外のアクシデント、緊急事態などで遅れたり、来れなかったりする事もあると思う。
でも、必ず毎回。
たかが飲み会だとしても、約束の時間も守れないようじゃビジネスパーソン失格じゃない?と思っちゃうくらい時間にルーズ。まぁ、最近の世の中こんなものかも知れないけど。

しかし、
ノンプロ研の忘年会はちゃんと時間通りに始まる。
みんなちゃんと時間通りに来る。
みんな忙しいビジネスパーソンなのに!

これって凄い事だと思う。
去年のBT大会でもこれに驚いたし感動した。

ノンプロ研の素晴らしいところ②

BT大会当日、会場に着くとBTの発表順を決める「ノンプロ君ステッカー」を1枚選ぶ。くじ引きの要領でステッカーの裏に番号が書いてある。
なんとコロ子1番を引いてしまった。
「えっ!!?この1って何?コロ子1番なの???」
「やだよー!1番にやりたくないよーーーー!!!」
「もう一回くじ引きやり直していい??」
誰だって1番はイヤだと思うけど、普通の大人は受け入れるところ、子犬のコロ子はめちゃめちゃゴネる。
あまりにも「やだよー!!」とゴネまくっていたら、主催の高橋さんが
「私のと交換してあげますよ。でも、本当は交換とかもナシですよ。」
と言ってステッカーを交換してくれた。
でもそこには「2」と書いてあった。
「えっ!!2番? 大差ないよ~!!」
「1番よりいいでしょ。それに先に終わらせれば、後はみんなのBT楽しめますよ」
と言われ1番より2番の方が断然マシなので、ありがたく交換して頂いた。

BT大会が始まり、高橋さんが1番に登壇したところ
「あれ?1番コロ子じゃないの?」
ゴネまくっていたからコロ子が1番を引いたのはみんな知っている。
すると、高橋さん「いえいえ、諸事情があって変更したんですよ。
私の話す内容はノンプロ研についてなので、最初に話した方が良いと思って、1番の人にお願いして替えてもらったんですよ。」

高橋さん、超やさしい!
コロ子がゴネたから変えてあげた、とか言わずに「BT大会の流れを重視した」みたいな理由をさらりと言えるのが凄い。こういう人が上司だったら安心して仕事できるし、部下は100%のパフォーマンスが出せるだろう。こんな小さな出来事から高橋さんの器のデカさにコロ子感動。常に小さな気遣いができる高橋さんかだらこそ、ノンプロ研メンバーは安心して100%のパフォーマンスを出せる。
コロ子、今後はもっと大人の犬になろうと決意。

ノンプロ研の素晴らしいところ③

みんなプレゼン上手すぎるし、面白過ぎる。
持ち時間は一人5分で、発表のスタイル、内容は自由。パワーポイントやGoogleスライドで思い思いに発表する。中には資料なしで5分喋り切る全く新しいスタイルのプレゼンもあった。次から次へとどんどんいろんなプレゼンが出てきて、中だるみもなければ、途中で飽きる事も全くない。
もちろんコロ子みたいに下手でも問題はない。
コロ子のどうしょうもない駄ネタでも、聞く方がちゃんと拾ってくれる。プレゼンを盛り上げる「聞く方の技術」も半端ない。

伝説のBT!?

トリを務めたUSG氏、凄かった!
最後だけあっていい感じに酔いで出来上がっていた。
突然ゲイバーの話を始めて、いきなりの脱線、大丈夫か?と思いきや、こんなコード書けるようになったんだぜ!とちゃんとプログラミングのプレゼン。最後にはお気に入りのカッコイイプロシージャー名を披露して、大大大大盛り上がりだった。
初めから最後まで涙出るくらい笑いっぱなしの超飛ばしたプレゼンだった。
これぞBT!!こんな凄いの見た事ない!!
順番はくじ引きだったのに、このプレゼンが最後に来るなんて奇跡!

楽し過ぎてあっと言う間だった。

BT大会を終えて

5分のプレゼンの資料作りに迷走し、BT大会数日前から情緒不安定、当日は仕事も手に付かず、ガチガチに緊張してのプレゼンだった。もちろんアドリブは利かないので話すこと全てをPowerPointのノート機能に書き込み、ひたすら画面を見ながらノートを棒読み。それでも何度もつっかかり、ひどい有様だった。
そんなBT大会が終わり、肩の荷が下り脱力。
疲れ切ったコロ子とは裏腹にノンプロ研では、ファミプロ、もくもく会、BT大会東京2日目、(2日前には大阪のBT大会もあった)などイベント盛り沢山で活気に溢れている。ノンプロ研のメンバーはタフ過ぎる!

BT大会の他に、この「ノンプロ研 Advent Calendar 2019」もプレッシャーだったので、これが終わったら、「もぬけの殻」状態になりそう・・・。

来年はこれらをプレッシャーと感じないくらい、いろいろこなせるようになりたい。

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冷蔵庫じゃなくてパソコンに貼ったよ